医学図書館員に役立つUpToDate

医学図書館員は、所属施設の臨床医に最新の医学文献や最良のエビデンスへのアクセスを確保する上で極めて重要な役割を果たします。UpToDateは、エビデンスの単なる寄せ集めではありません。最新研究を既存情報全体に照らし合わせ、エビデンスをポイントオブケアでどのように応用するかについての推奨を作成しています。

更新

UpToDateは、ピアレビュー済みの医学専門誌、臨床データベース、その他の情報源を継続的・総合的に検討し、日々更新されています(情報源の詳細については、「エビデンス」の項目をご覧ください)。臨床レビューは、定期的なスケジュールに従うのではなく、新たな重要情報が発表される度に改訂されます。更新内容は、新しい所見をどのように臨床応用すべきかを具体的に記載し、広範なピアレビューを経て、十分に吟味された上で組み入れられます。

結論:UpToDate®は価値を提供する

世界で最も信頼性が高く、最も広く使用されているUpToDateは、日々の医療に欠かせない一部となっています。その内容はエビデンスに基づいており、アウトカムの向上につながる唯一の臨床意思決定支援システムです。

著名医師による執筆、厳格な編集プロセス、幅広く奥深い臨床レビューをすべて備えたUpToDateは、他の臨床意思決定支援システムと一線を画しています。

JMLA試験では、最も多く利用している臨床意思決定支援システムに臨床医が選出

Jouenal of the Medical Library Association (JMLA)に掲載された最新研究『The value of library and information services in patient care: results of a multisite study』(患者ケアにおける図書館と情報サービスの価値:多施設研究の結果)で、16,000名以上の臨床医を対象に、患者ケアに関する情報を検索した最近の事例を報告するように求めた。

結果:患者ケアのための情報を検索した最近の事例を報告するよう回答者に求めたところ、以下が明らかになった。

  • UpToDateは医師や研修医が最も多く利用するCDS(臨床意思決定支援)ツールであり、他のCDSツールと比べてはるかに多用されていた。UpToDateの利用をわずかに上回ったのは調査研究のみであった.

(J Med Libr Assoc. 2013 January; 101(1): 38–46.)

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